みなさんはプロテインバーを食べますか?
プロテイン(タンパク質)をお菓子感覚で簡単に摂取できるのがプロテインバーであり、いろんなメーカーからいろんな種類や味が販売されています。
いろんなものがあるので「どれが良い?」と悩む方も多いはず。
そこで今回はチョコ味のプロテインバーについて実際に食べ比べてみました。
ちなみに「なぜチョコ味?」と言われると単純に私がチョコ好きだから。
1番ベーシックな味でもありますしね。
先に結論を言うと、バランス的に1番良いのは「1本満足バー」。
大きさ(食べ応え)、味、コスパすべてで良い感じです。
実際に食べ比べたプロテインバーと比較結果は以下の通り。
商品名 | PhD スマートバー クッキー&クリーム |
1本満足バー プロテインチョコ |
inバー プロテインベイクドビター |
ソイジョイ アーモンド&チョコレート |
---|---|---|---|---|
価格 (1本あたり) |
324円 | 110円~ | 140円~ | 110円~ |
内容量 (1本) |
64g | 39g | 43g | 30g |
味 | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
エネルギー | 37.7kcal | 46.9kcal | 46.3kcal | 48.3kcal |
タンパク質 | 3.1g | 3.9g | 3.8g | 1.7g |
脂質 | 1.7g | 2.2g | 2.5g | 3.2g |
糖質 | 2.8g | 2.5g | 1.4g | 0.3g |
※味に関しては筆者の主観です。
エネルギー以下の項目は10gあたりで算出
以下詳細になります。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
そもそもプロテインとは?
引用元:PhDホームページ
まずはプロテインについて軽くおさらいしておきましょう。
プロテイン(protein)は、たんぱく質のことを指します。
しかしながら日本語で日常的に使われる「プロテイン」という言葉は、たんぱく質を主成分とするプロテインサプリメントのことを指すことが多く、本記事でもその位置づけで使用します。
たんぱく質はご存知の通り、骨や筋肉には欠かせない重要な栄養素です。タンパク質だけでなく、ビタミンやミネラルなんかも身体には欠かせませんよね。
そんな栄養素を普段の食事以外で簡単に摂取できるのがプロテイン。
プロテインは「カラダづくりのため」、「タンパク質摂取量が不足しがち」などの理由から、アスリートやボディビルダー、スポーツに励む人などがカラダづくりのために飲むだけでなく、美容意識の高い人や栄養素摂取不足が気になる人など、幅広く飲まれています。
プロテインバーの特徴
そんなプロテインをお菓子感覚で簡単に摂取できるのがプロテインバーであり、いろんなメーカーからいろんな種類や味が販売されています。
プロテインバーの種類は大きくわけると以下の5種類。
ベイクドタイプ
しっとりした食感で、中身がしっかり詰まったソフトクッキーのようなベイクドタイプ。
ものによってはポロポロと崩れたり、口にまとわりついたりすることも。
ウェハースタイプ
サクサク食感でお菓子感覚で食べられるウエハースタイプ。
エネルギー、脂質、糖質が若干高めになるのでおやつ向きといえます。
クランチタイプ
パフが入っていてザクザク感が楽しめるクランチタイプ。
満腹感もえられやすいのが特徴。
シリアルタイプ
グラノーラタイプとも。
一般的なシリアル、グラノーラよりもしっとりしているものが多いです。
ソーセージタイプ
魚肉ソーセージのような食感、感覚で食べられるソーセージタイプ。
甘いものよりしょっぱい方が良いという人向きです。
そんな高タンパク質、低糖質のプロテインバーは、小腹が減ったときの栄養補給に最適であることから、ダイエットやトレーニング時の代替食、カロリーや糖質を抑えたおやつとして幅広く食べられています。
今回はそんなプロテインバーの種類別ではなく、各社が展開するベーシックな味であるチョコ味のプロテインバーについて比較してみました。
※比較結果は完全に筆者個人の主観です。
比較したプロテインバー
今回比較で使用したチョコ味のプロテインバーは以下の通り。
1本満足バー プロテインチョコ
inバー プロテイン ベイクドビター
ソイジョイ アーモンド&チョコレート
PhDスマートバー クッキー&クリーム
PhDはイギリス売上No.1のダイエットプロテインブランドであり、今回比較に使用した「スマートバー」は、累計販売本数3,000万本以上とPhDの大人気商品。
ブランドも世界のレビューサイトTrustpilotで4.6という高評価を受けており世界中で人気となっています。
そんなPhDスマートバーからは「クッキー&クリーム」をチョイス。
断面はこんな感じ。
プロテインが含まれたクッキー生地のまわりがキャラメルとチョコでコーティングされています。
外出先でも手軽に高タンパク質、低糖質のスナックを食べたい!甘いものを食べたいけど、スリムな身体はキープしたいという方におすすめです。
1本満足バー プロテインチョコ
アサヒ食品グループから販売されているプロテインバーが「1本満足バー」シリーズ。
1本満足バーはその名の通り、1本で満足できるようにおいしさと食べ応えを追求した栄養調整食品。
手軽に栄養補給できて、お腹もちも良いのはありがたいですよね♪
今回はそんな1本満足バーシリーズから「プロテインチョコ」をチョイス。
コーンフレークと小麦パフのザクッとした軽い食感の生地に、ミルクチョコレートをたっぷりコーティングしてリッチな味わいに仕上がっており、おいしいだけでなく、食べ応えのあるものに仕上がっています。
inバー プロテイン ベイクドビター
森永から販売されているプロテインバーが「inバープロテイン」シリーズ。
inシリーズだと”10秒チャージ”のキャッチフレーズでお馴染みの「inゼリー」が有名ですね。
inバープロテインは小腹が減ったときの栄養補給に最適な高タンパク質、低糖質のプロテインバーであり、1本でタンパク質を10g~15g摂れる栄養バランス食品です。
今回はそんなinバープロテインシリーズからは「ベイクドビター」をチョイス。
ソイジョイ アーモンド&チョコレート
大塚製薬から販売されている「ソイジョイ」シリーズ。
「大豆の恵みを、おいしく楽しく提供する」という目的から、大豆=SOY、素材のおいしさ=JOYをあわせて名付けられたSOYJOY(以下ソイジョイ)。
名前を見ただけで大豆が使用されていることがわかる、シンプルで覚えやすいネーミングですよね。
ソイジョイはその名の通り、小麦粉を使用せず大豆を粉にした生地にさまざまな素材を加えて焼き上げた新しいタイプの栄養食品です。
植物性タンパク質や大豆イソフラボンなど、素材由来の栄養をおいしくスマートに摂る事ができます。
そんなソイジョイからは「アーモンド&チョコレート」をチョイス。
ソイジョイの人気No.1でもあります。
美味しすぎて、一本ではとまらないなんて声も。
非常に濃厚な味に仕上がっており、気分は濃厚なチョコレート菓子を食べている気分に。まるでブラウニーを食べている感覚にさせてくれます。チョコレート好きの方も満足させてくれますよ。
アーモンドが食感にアクセントを与えてくれ、飽きがこない味わいです。
ソイジョイについて詳しく知りたい方はこちら
プロテインバーを徹底比較
上記プロテインバーについて以下の項目で比較してみました。
成分
味
食べ応え
コスパ
大きさは?
大きさを比較するとこんな感じです。
PhDスマートバーが一回り大きく、一方ソイジョイが1番小さい。
内容量は以下の通り
商品名 | 内容量(1本) |
---|---|
PhDスマートバー | 64g |
1本満足バー | 39g |
inバー プロテイン | 43g |
ソイジョイ | 30g |
PhDスマートバーとソイジョイを比較すると内容量に倍以上の差がありますね。
1本満足バーが見た目の割に軽いのはシリアル系だからでしょうか。
成分は?
成分を比較した結果がこちら。
商品名 | PhD スマートバー クッキー&クリーム |
1本満足バー プロテインチョコ |
inバー プロテイン ベイクドビター |
ソイジョイ アーモンド&チョコレート |
---|---|---|---|---|
内容量 | 64g | 39g | 43g | 30g |
エネルギー | 241kcal | 183kcal | 199kcal | 145kcal |
タンパク質 | 20g | 15g | 16.2g | 5g |
脂質 | 11g | 8.5g | 10.7g | 9.7g |
糖質 | 1.9g | 11g | 6.0g | 7.6g |
これだけ見ると内容量が異なるのでなんとも言えませんね。
内容量10gあたりで比較してみましょう。
商品名 | PhD スマートバー クッキー&クリーム |
1本満足バー プロテインチョコ |
inバー プロテイン ベイクドビター |
ソイジョイ アーモンド&チョコレート |
---|---|---|---|---|
エネルギー | 37.7kcal | 46.9kcal | 46.3kcal | 48.3kcal |
タンパク質 | 3.1g | 3.9g | 3.8g | 1.7g |
脂質 | 1.7g | 2.2g | 2.5g | 3.2g |
糖質 | 2.8g | 2.5g | 1.4g | 0.3g |
PhDスマートバーが低く、他は似たりよったり。
ただPhDスマートバーは1本がまず大きいので食べ方には気を付けたいところ。(どれも食べすぎると太りますよ)
ソイジョイがダントツで低い数値。
ダイエットやトレーニング時のタンパク質補給として考えた場合はちょっと物足りずといった印象
バランス的に良いのは1本満足バーでしょうか。
プロテインバーを摂る目的にもよりますが、トレーニング前に摂取するなら多少の糖質はあった方が良いですしね。
成分だけで見るとソイジョイが断トツで物足りない数値。
カロリー高め、タンパク質少な目、脂質多め、糖類少な目と、糖類少な目という所だけ良しかな?
ただし前述のように求める成分に関しては摂取目的によっても変わってきます。
私の場合はダイエットやトレーニング時に摂取したいことから、「タンパク質多め、その他は少な目」というものを好んでいます。
単純に低糖質のおやつが欲しいということであればソイジョイもアリだと思います。
味は?
味に関しては完全に好みもあるかもしれませんがおいしかったのは「PhDスマートバー」と「1本満足バー」。
この2本はしっかりとチョコレートの甘さが感じられて普通にお菓子としてもおいしい。
PhDはちょっとプロテイン特有の味も感じるかな?
一方「inバー プロテイン」と「ソイジョイ」はというと…味がもの足りない…
特にinバー プロテインは舌ざわりもざらっとしている…
断面を見ても粉っぽさがわかるかと思います。
チョコレートのお菓子の代替と考えると今一つかな……?
ただ思うのはプロテインバーって普通こんなものでしょう!
「PhDスマートバー」と「1本満足バー」のレベルが高すぎるような気がします。
食べ応えは?
食べ応えとなるとやはり「歯ごたえ」があることが大事かと思います。
噛む回数が多いほど満腹中枢が刺激されますからね。
歯ごたえに関してはどれもしっかりしていました。
ただ中でも「PhDスマートバー」に関してはちょっとタイプが違いましたね。
上でも出していましたがこちらがPhDスマートバーの断面。
プロテインクッキーのまわりがキャラメルでコーティングされています。
全体的には柔らかいのですが、このキャラメルのネバネバ食感が良い感じで噛み応えを出してくれているので、かなりの満足感が得られます。
というかサイズも大きいのでむしろ1本じゃ多いくらいに感じられます。
一方で噛み応えはしっかりしているのですが満足感がいまひとつなのがソイジョイ。
やはりサイズが小さいのが影響しましたかね。
コスパは?
1本あたりの価格を比較するとこんな感じです。
商品名 | 価格(1本あたり) |
---|---|
PhDスマートバー | 324円 |
1本満足バー | 110円~ |
inバー プロテイン | 140円~ |
ソイジョイ | 110円~ |
※送料は購入方法によって変わってくるので今回は除外しています。
圧倒的に「PhDスマートバー」が高いですね。
で1本満足バーとソイジョイが安い。
とはいえ「PhDスマートバーはソイジョイの2倍の量でタンパク質は4倍の量が1本で摂取できる」と考えたら妥当なところかも?
というか「1本満足バー」がコスパも良すぎです。
コンビニやドラッグストアからAmazonや楽天など通販まで幅広く購入できるのもグッドポイント。
PhDは公式サイト以外の販売が皆無ですからね…
総合判定
比較した結果からいうと、バランス的に1番良いのは「1本満足バー」。
大きさ(食べ応え)、味、コスパすべてで良い感じ。
個人的にはPhDスマートバーが1番なのですが、”購入のしやすさ”と言う面では間違いなくマイナス。
これが手軽にコンビニやドラッグストアで購入できるなら間違いなくNo.1なのですが、通販で買うにもAmazon、楽天なども使えませんからね。公式サイトに頼らざるをえないという…
それに対して1本満足バーは栄養素、味、食べ応え、コスパ全てにおいて良し。
唯一マイナスがあるとしたらPhDと比較してエネルギー量が高めというところでしょうか。
まとめ
今回はチョコ味のプロテインバー比較でした。
先に述べたように、こちらは完全に筆者の主観です。
私の基準はダイエットやトレーニング時にタンパク質を補給できることが第1条件。
そして味が大事ということでコスパはあまり気にしていません。
ですので実際はPhDのスマートバーが好きです。
味覚に関しても人それぞれですしね。
食べる方が何を基準にするかで評価は大きく変わってくるかと思います。
プロテインバーを選ぶ際の参考にしていただければと思います。
にしても「1本満足バー」いい感じだったなぁ。