今回はドクターマーチンのブーツについて。
ドクターマーチンは1945年にドイツ軍に属していた医師、クラウス・マーチン( Klaus Martin)氏によって創業を開始したブランド。
ときにはワークブーツ、ときにはサブカルチャーのアイコンとして、時代を象徴するファッションアイテムとなっているドクターマーチン。
現代ではスタイリストやスケーター、詩人、ミュージシャンまで、幅広い人々に愛されています。
そんなドクターマーチンのブーツは靴擦れが痛い？重い？履きにくい？といった気になる疑問をチェックしながら定番・人気モデルをピックアップ。
結論から言うとマーチンは間違いなく重い！
ただそれ以上にファッションアイテムとしての魅力が満載！
ぜひ参考にしてお気に入りの一足を見つけてくださいね！！
ドクターマーチンについて
1945年にドイツ軍に属していた医師、クラウス・マーチン( Klaus Martin)氏によって創業を開始したブランド。
略して「マーチン」と呼ばれることが多いですかね。
ブーツの開発
ドクターマーチン誕生のきっかけは、マーチン氏が休暇中にアルプス山脈でスキーを楽しんでいる最中に足首に怪我を負ったことだったと言われています。
彼は怪我を負った足と、軍から支給されたブーツが合わないことに気付き、ソフトな革とエアーを充満させた靴底を用いたブーツの改良案を設計しました。
ドクターマーチンの商業化
マーチン氏は1947年にドイツのミュンヘンで、大学時代の友人であるハーバート・ファンク氏と再会。ファンク氏はマーチン氏の新しいブーツのデザインに惹かれ、二人はドイツ空軍の飛行場から廃棄されるゴムタイヤを材料に、事業を開始。
販売したブーツは主婦層の間で人気を呼び、瞬く間にヒット。事業は成功し、事業化から5年後の1952年にはミュンヘンに工場を持つほどまでに成長。
その後、イギリスの靴メーカーであるR.グリッグス・グループLtd.が1960年頃にイギリスでの製造販売に関わる特許権を買い取り、ドクターマーチンの象徴といえる靴底を”Air Wair”という名前で商標登録。
このAir Wairという名前は後の社名にもなっています。
イギリスでの大ヒット
イギリスでドクターマーチンが登場したのは1960年4月1日。
最初に発売したものはシューレースホール（靴紐の穴）が片側8個、チェリーレッドのナパ革を使用したデザインでした。
発売したブーツは郵便屋、警察官、工場労働者などの間で大人気に。
1960年代後半には、黒人運動や反体制の象徴であるスキンヘッズという団体が、ドクターマーチンのブーツに注目したことにより、チェリーレッドのブーツがストリートギャングの象徴的スタイルとりました。
1970年中頃には、イギリスのパンクロックスターの間でも人気となり、そのファンもドクターマーチンのブーツを履くように。
これを機にドクターマーチンのブーツと靴は、若者の間でサブカルチャーとして一気に人気を集めるようになりました。
そして現在へ…
2000年代に入ってからは、それまでのイギリス国内における生産を停止し、現在は中華人民共和国とタイ王国で生産しています。
生産拠点は変われども、ドクターマーチンは伝統的な黒い靴、サンダル、つま先をガードしてくれる鋼板の入ったブーツといったさまざまなフットウェアを提供し、現在でも幅広い人気を博しています。
ここからはそんなドクターマーチンのフットウェアの特徴についてチェックしていきましょう。
安定した履き心地
ドクターマーチンのフットウェアはすべてに先述のAir Wairと呼ばれる厚底のエアソールが使われています。
Air Wairは強度と柔軟性に富んだ特殊なゴムで作られており、ソールの中にはエアーが密封された小さな空間がいくつもあります。
このAir Wair構造が安定した履き心地を生み出してくれ、レザーシューズの履き心地が苦手な方にもおすすめです。
靴擦れが痛い？
これはドクターマーチンのブーツに限った話ではありませんね。
スニーカーだろうがサンダルだろうが、新しいフットウェアは足が足となじむまでに靴擦れが起こるというのは多々あること。
特にかかと部分の靴擦れはどんな履物でも起こりやすいですよね。そしてハイカットのブーツとなると甲の部分でも靴擦れが起きやすいです。
では靴擦れ対策はどんなものが良いかというと以下の通り。
靴擦れ対策1：絆創膏を貼る
靴擦れ対策として一番簡単なのが、慣れるまでは絆創膏でカバーするという対策。
靴擦れ対策でおすすめする絆創膏がこちら。
こちらの絆創膏はかさぶたをつくらずに傷を早く治すことができます。
また、傷口の乾燥をおさえてくれるので痛くならず、完全防水で5日間はそのままでOKというのも魅力的な絆創膏です。
靴擦れに悩んでいるという方はぜひ試してみてください。
靴擦れ対策2：厚手の靴下を履く
靴擦れ対策の２つ目は厚手の靴下を履くというもの。
おしゃれな靴下をチョイスし、ブーツとうまく組み合わせることができればファッション性もあがるのでおすすめです！
そんな靴擦れ対策にも使えておしゃれな厚手のソックスで私がおすすめするのが上の写真の「ching & co.(チンアンドコー)」のスケーターソックス。
ハードな動きをするスケートボーダ―に向けたソックスということで、厚手で耐久性バツグン！
しっかり足元を守ってくれます。
それでいながらファッション性、”話題性”も良しでおすすめですよ♪
気になった方はこちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
靴擦れ対策3：力業
対策3は力業。
どういうこと？と思われるかもしれませんが、マーチンのブーツでの靴擦れの原因のひとつが革が硬いという点。
力業で革を軟らかくすることで靴擦れを低減しようという対策です。でもこれははっきり言ってキツイです。
マーチンのブーツは硬く、しっかりとした作りになっているのでなかなか柔らかくなりません…
それが良いところでもあるのですが…
なので靴擦れ対策としては絆創膏を貼る、厚手の靴下を履くというのが手っ取り早くて良いかもしれませんね。
重い？
厚底で見た目がごつく見えるドクターマーチン。重いのでは？と感じる方も多いはず。
結論から言うと重いです！
特にブーツ、革靴に慣れていない人が履くと重く感じます。
ちなみに具体的な重さは？というと、種類やサイズにもよりますが、ブーツの場合は両足で約1kgくらい。
スニーカーは両足で約500gということを考えると約2倍の重さになります。
ですが靴擦れと同様に重さも慣れれば大丈夫です。
それ以上にファッションアイテムと重宝するのがマーチンです！
それでもやはり重さが気になるという方におすすめなのが「DM’s LITE(ディーエムズ・ライト)」という超軽量モデル。重さが気になる方はチェックしてみてください。
ドクターマーチンの商品ページはこちら
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歩きにくい？疲れる？
「革靴はどうしても歩きにくい、疲れる…」
と思いがちではないでしょうか？
そんなあなたにもドクターマーチンの靴なら大丈夫!!
先述のAir Wairのソールは長時間の着用でも足が疲れにくいだけでなく、アッパーもソールも堅牢ですから簡単にへたれることはなし。
外回りのあるビジネスシーンにもおすすめです。
履きにくい？
特に新品の革靴だとまだ革が硬くて履きづらい…そんなこともあるようですがそんな時はサイドゴアブーツを選ぶのも一つの手。サイドゴアブーツはその名の通り、靴のサイドに伸縮性のゴアが使用されているので着脱も容易ですよ!!
臭いが気になる？
ブーツが蒸れて、臭いが気になる…そんな方はこちらの消臭剤もチェックしてみてください。靴以外にも野球のグローブ、剣道のこてなどにも使えますよ。
ドクターマーチンのおすすめブーツ
ここからはドクターマーチンのド定番のブーツをご紹介！！
他にもたくさんの種類があるのでチェックしてみてくださいね！！
1460 8ホールブーツ
ドクターマーチンのブーツといえばコレ！
1960年4月1日に生産ラインに乗った日に由来すドクターマーチンのファーストモデル「1460 エイトホールブーツ｣。
スタイリストやスケーター、詩人、ミュージシャンまで幅広く愛されているモデル。
カラー：ブラック、チェリーレッド、ホワイト、グリーン、ネイビー
JADON 8ホールブーツ
ボリュームのあるシルエットが特徴の「ジェイドン」。
（ジャドンと読む方もいるようですが、公式サイトの表記はジェイドン）
ドクターマーチンの定番 8ホールブーツと厚底ソールを組み合わせたモデルです。
ブーツの内側にはサイドジップが施されており、着脱が楽なことも人気のポイント。
1490 10 ホール ブーツ
70年代初めに誕生したドクターマーチンの定番モデル「1490 10ホールブーツ」。当時は反体制的なパンクやスクーターボーイズに愛され、警察官のユニフォームとしても採用されていたそうです。このロングブーツは反体制のアイコンとされて、今でもゴスやパンク、その他の反逆児たちに愛用され続けています。
ARCHIVE 2976 YS チェルシーブーツ
根強い人気を誇るイエローステッチ入りのチェルシー（サイドゴア）ブーツ。70年代初期から長きにわたり親しまれています。
もともとはヴィクトリア女王のために作ったとされているブーツです。
2976 QUAD チェルシーブーツ
そのボリューミーな厚底ソールがインパクトを与えてくれると人気の高いQUAD RETRO(クアッド レトロ)。
パワフルなシルエットが心にもスタイルにも瞬く間に力強さを与えてくれそうなモデル。
洗練されたシルエットはもちろん、サイドゴアが付いていることによりブーツの脱ぎ履きが容易であることも人気のポイント。
その他のブーツや購入は？
その他にもいろんなブーツがランナップされています。
ネットで購入するのであれば偽物の心配がない公式ストアが安心。
ドクターマーチンの商品ページはこちら
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ファッションコーデの例
MINEより引用
TASCRAPより引用
口コミ評判は？
ドクターマーチンのブーツはどのような評価をうけているのでしょうか？
以下口コミをピックアップしてみたので参考にしてみてください。
やはり重いという意見が多いですが、みなさんそれ以上にファッションアイテムとして重宝されているのがうかがえます。
数年ぶりにドクターマーチンのブーツを買ったんですけど…かわいすぎないいいいいいいいい？！？！マーチン重いからはかなくなってたけどやっぱりかわいいわねぇぇええ😭😭😭
そにしてもこれはごつかわいいいいいいい🥰🥰🥰 pic.twitter.com/7JSjFE2cRz— ツナ🦊(なつみん)@次のライブは10/10蛙音 (@hb_tsuna) June 1, 2020
マーチンのレインブーツかわいい❤
重いけど(笑) pic.twitter.com/TlujPpoH9T— 紅梅@BCサバイバーのBC (@koubaiakaume) November 13, 2018
可愛いマーチン重い pic.twitter.com/RHQViPnYHx
— 🐨み㌫🐨 (@meko0220) March 5, 2020
不採用のマーチンさん…
たしかに重い……が可愛い…が重い…重い… pic.twitter.com/ZbFYCwLNTf
— (グ)るー( υ ´• ﻌ •`υ)(´ω`っ )3 (@ru_rararu) December 12, 2020
このマーチンめっちゃ重いけどフォルムがめっちゃ可愛いねん pic.twitter.com/4isENpi2HE
— なたね (@natane4949) December 24, 2019
まとめ
いかがでしたか？
今回はドクターマーチンのブーツについてのご紹介でした。
ドクターマーチンは1945年にドイツ軍に属していた医師、クラウス・マーチン( Klaus Martin)氏によって創業を開始したブランド。
ときにはワークブーツ、ときにはサブカルチャーのアイコンとして、時代を象徴するファッションアイテムとなっているドクターマーチン。
現代ではスタイリストやスケーター、詩人、ミュージシャンまで、幅広い人々に愛されています。
マーチンのフットウェアは間違いなく重いです。
ですが一般的なスニーカーと比較すると重く感じるかもしれませんが、靴擦れ同様に慣れれば大丈夫！
そのデメリット以上に、見た目にインパクトを与えてくれるドクターマーチンのフットウェアはファッションアイテムとしてバツグン！！
ぜひお気に入りの１足を見つけてくださいね！！
ドクターマーチンからはブーツのほかに、サンダルやバッグ・リュックも展開されています。
気になった方はこちらもチェックしてみてください。
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