危険?まずい?コオロギやサゴワームなど昆虫食のメリット・デメリットは?口コミ評判も

コオロギ麺 グルメ・食品

※当ブログで紹介する商品・サービスはプロモーションを含みます。

今回はの昆虫食について。

世界中で注目を集めている昆虫食ですがなぜこんなに注目を浴びているのでしょうか?

昆虫というとどうしても見た目が気になってしまいますよね。罰ゲームに使われるイメージも多いかと思います。

そんな昆虫食の特徴やメリット・デメリット、危険性から難易度順におすすめの昆虫食をご紹介。

近いうちに昆虫食ブームが来るかもしれませんよ?

ぜひチェックしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

昆虫食とは?

コオロギやハチの幼虫、イナゴなどの昆虫食

昆虫食を英語で言うと「Entomophagy」または「Insect food」。

昆虫食は文字通り、ハチの幼虫、イナゴなど、昆虫を食べること。食材としては幼虫や蛹(さなぎ)が比較的多く用いられますが、成虫や卵も対象となります。

昆虫はNHKや各民放放送局でも特集番組が組まれるなど、テレビや各種メディアでも取り上げられ、環境負荷が少ない食べ物としても期待されている注目食品です。

小学生を対象にした食育があったり、身近なところだと芸能人(特に芸人さん)やYouTuberなんかは罰ゲームに使ったりもしていますよね。

 

昆虫食の歴史

日本の昆虫食の歴史

日本でも歴史のある昆虫食

日本では馴染みがないようにも感じますが、、群馬県、長野県、岐阜県、宮崎県などの一部地域において、地方の食文化として現存しているほか、土産物などとしても売られています。

イナゴ、ザザムシ、カイコあたりは皆さんもご存じなのでは?

日本では平安時代のころからイナゴが食べられていたと言われています。

ちょっと古いデータになりますが、2008年だと蜂の子、イナゴの缶詰はともに1トン弱、カイコのサナギ300キロ、まゆこ(カイコのガ)100キロ、ザザムシ300キロが加工、製造されているという記録もあります。

 

世界の昆虫食の歴史

世界では普及している昆虫食

世界の昆虫食普及率をみると、アジア29国、アメリカ大陸23国で昆虫が食べられ、アフリカの36国では少なくとも527種の昆虫が食べられており、世界で食用にされる昆虫の種類を細かく集計すると1,900種以上にものぼるといわれています。

歴史で見ると、中国の『周礼』「天官冢宰]」で「蚳醢」と呼ばれたシロアリの卵の塩辛で客をもてなしたとあり、ヨーロッパにおいても古代ギリシャや古代ローマでセミなどを食べたという記録が残っています。

また、アフリカ諸国、南米のアマゾン、メキシコ、メラネシアなどの熱帯、亜熱帯地域などの多くの地域では常食とされています。

日本では馴染みがありませんが、世界で見ると結構普及していますね。

 

なぜ普及していない?

見た目がグロテスクな昆虫食

普及していないのは、単純に人口の大部分が昆虫食なくとも他の食材で栄養がまかなえているから。日本で考えると昆虫を食べなくても肉や魚、野菜が普通に流通していますよね。

栄養素の話にもからみますが、流通させる必要もなかったことから供給体制が整っていないことも普及していない理由のひとつです。

逆に常食としている地域、民族では栄養をまかなうために昆虫が最適だったから普及しているということですね。

また、見た目が気持ち悪いなどの心理的嫌悪感が強く、日常的な昆虫食が貧困の象徴や時代遅れの習慣と考えられていたり、ユダヤ教やキリスト教のセブンスデー・アドベンチスト教会など特定の宗教・宗派によっては特定の種類の昆虫がタブーとされていたりする場合もあることから普及していないという心理的・宗教的な理由もあります。

 

なぜ昆虫食?肉が食べられなくなる?

ではなぜ今になって昆虫食が注目されているのでしょうか?
その理由をチェックしてみましょう。

地域固有の文化が見直されている

地域固有の食文化として注目されている昆虫食

近年外交が発達するにつれて、地域固有の食文化として積極的に見直されてきていることが昆虫食が注目されている理由のひとつ目。

例えば中国では、昔の質素な食事を再現した都市部のレストランで昆虫がメニューに載っていることがよくあります。

昆虫食のレストランはヨーロッパやアメリカ、タイや日本などでも参入が相次いでいます。

観光客がその土地の文化を楽しむために、屋台で昆虫食を食べてみる姿も目にするようになっており昆虫を食べる機会が増えたことが理由のひとつ。

 

肉が食べられなくなる?

昆虫食が注目されている最大の理由がこちら。
近い将来、肉が食べられなくなるという話が関係しています。

世界的に人口が増加しおり、2050年には世界の人口は約100億人になると予想されています。

一方で肉を供給する畜産業は年々減少中。農地の拡大による森林伐採や水不足の問題は既に問題となっており、地球温暖化と合わせて急激な生産拡大は難しい状態。

近い将来には人口に対して肉の供給が不足してしまうと言われています。

肉の供給不足の懸念から注目されている昆虫食

そんな中、昆虫は少ない飼料で生育可能なことなどから、国際連合食糧農業機関(FAO)はタンパク源として世界的な人口増加による食糧難対策の一端を担う食文化として評価し、新たな食品として注目され、食用昆虫の養殖事業が拡大してきています。

今後肉が食べられなくなった時の代替食品として注目を集めていることから、主食ではなく、主菜の扱いですかね。

昆虫が宇宙へ?

宇宙食としても注目されている昆虫食

資源が限られる宇宙などでも得られる動物性食物としても優れており、将来、人類が宇宙ステーションに長期滞在する際や火星などへ移住する際の食糧としての研究も進められていることも昆虫食が注目されている理由のひとつです。

 

昆虫食ってどんな味?

テレビで芸人さんが昆虫を食べると「エビみたい」「カニみたい」と言っているのを耳にしたことはありませんか?

実際蜂などはエビ、カニなど甲殻類と近い味がすると言われています。
また蜂の子などは「クリーミー」とも言われます。

その他ナッツのような味、フルーツのような甘みや渋みを感じられるものもあり、味の幅が広いのも昆虫食のおもしろいところです。

 

危険性はないの?

昆虫の中には、線虫類やハリガネムシなど各種の寄生虫がいる例もあり、また雑菌や何らかのウイルスなど病原体を保有している可能性も考えられるため、火を通すか完全乾燥、もしくは燻煙や塩蔵などの殺菌をしてから食すことが最適とされています。

これは昆虫に限らず肉や魚でも同じ話ですよね。

病気や寄生虫などのリスクを考え、虫を食べるのを避けたいと考える人もいるかもしれませんが、FAOは衛生的な環境で扱われる限り、他の食材と同様に病気や寄生虫が人間に伝染された事例は知られていないと否定しており、そのような心配はあまりしなくても良いといえます。

 

昆虫食のメリット

環境負荷の小さい食品

これは前述しましたが、昆虫食は少ない飼料で生育可能なことなどから、タンパク源として食糧難対策の一端を担う新たな食品として注目される、環境負荷の小さい食品です。

たとえばコオロギで考えた場合、肉を1kg太らせるために必要な飼料は、鶏2.5kg、豚5kg、牛10kgとなっているのに対し、コオロギは約1.7kg。昆虫に必要な飼料は圧倒的に少ないのです。また、昆虫は生産にかかる水の量も他の食肉と比べて少ないとされています。

栄養価が高い

昆虫の種類にもよりますが、昆虫に含まれる栄養素の約60~70%がたんぱく質。その他、食物繊維、鉄、マグネシウム、亜鉛など人体に必要な栄養素を含みます。

特にコオロギのタンパク質の栄養価は、牛や豚、鶏などの食肉と比べてもほぼ同等と言われており、含有率もとても多いです。

タンパク質含有率が高いコオロギ引用元:bugoom

肉のかわりとなる高タンパクな食品といえば“畑の肉”と呼ばれる大豆。
そんな大豆にも負けずおとらずの高タンパク食品です。

大豆がベースとなっているお菓子のようなプロテインバーが普及し、コンビニやドラッグストアで手軽に手に入りますが、いつかはダイエットやトレーニング時に飲むプロテインや、お菓子感覚で食べるプロテインバーが昆虫に置き換わるかも?

ビタミン、ミネラルも豊富で必須アミノ酸や鉄分も含有していることから、女性の美容にも良いと言われています。

 

経済的メリットも?

昆虫は野生のものを簡単に採集できますし、養殖のための基本的な道具に必要な資本も最低限で済みます。
虫かごで飼育するくらいですからね。

実際に牛や豚、鳥などの食肉飼育と比較すると、可食部1kgの生産に必要な農地面積は、鶏肉45平米、豚肉50平米、牛肉200平米と言われています。

それに対し、コオロギは15平米と、圧倒的に少ない面積での生産が可能。飼育後の加工も、昆虫の場合は粉末化やペースト化、素揚げなどが主となり、解体の手間がかからないことから、昆虫は生産・加工が比較的簡単であるといえます。

そのため、昆虫を原野で採集、養殖、加工し販売することは女性や広い土地を所有しない方にもでき、こうした活動は食生活を直接的に向上してくれるだけでなく、収入源にもなり得ます。

 

昆虫食のデメリット

甲殻類アレルギー

昆虫はエビやカニみたいな味と言われますが、それもそのはず。昆虫は甲殻類と同じ無脊椎動物。

そして甲殻類と同じということで甲殻類アレルギーを持つ人は症状が現れる可能性があります。

見た目がやっぱり気持ち悪い?

見た目が気持ち悪い昆虫食

いくら優秀な食品でも昆虫となると、「見た目が気持い」と嫌悪感を抱く人も多いはず。衛生面からみても、蚊やハエなどの伝染病媒介する昆虫が駆除されますよね。

そのような背景もあり、昆虫は「汚い」「気持ち悪い」というイメージが定着しています。
見た目が虫のままだと実際抵抗感ありますよね。

ですがこのあたりの問題は原形がわからなくなるくらいに粉砕化・ペースト化することで解決しそうな気がします。

 

罰ゲームにもおすすめの昆虫食・カップ麺ならわからない?

では実際にどのような昆虫食があるのでしょうか?

昆虫食初心者でも食べやすいものを中心に難易度別にピックアップしてみました。

いくら健康に良いとはいえ、現状では罰ゲームの位置づけが一般的かと思います。

画像をみながら罰ゲーム執行イメージするのもおもしろいかも。

難易度1:コオロギ系

コオロギの昆虫食

コオロギ麺や無印良品からもコオロギチョコが販売されるなど勢力拡大中のコオロギ。

コオロギをパウダー化して麺に練りこんだ、コオロギラーメン・コオロギうどんなるカップ麺まで存在します。

コオロギ麺

冒頭の写真はコオロギの原形をとどめていますが、パウダー状に粉砕して加工されたものも多いので、見た目も全く気にならないのはありがたいです。

カップ麺なんかはまったくわからないので、食べた後にバラすとおもしろいかも。

一番取り入れやすい昆虫食ではないでしょうか?

 

難易度2:セミ・カブトムシ・アリ・イナゴ

カブトムシの昆虫食

こちらもまだ比較的に食べやすい昆虫たち。

といっても原形をとどめているものが多いのでインパクトは絶大。
写真のカブトムシなんかまんまカブトムシですしね。

 

難易度3:クモ・サソリ

クモの昆虫食

毒々しいイメージのある昆虫たち。
クモとなると毛が生えているイメージもありますしね…

サソリはまだ揚げるとカリっとしておいしそうかも?

難易度は高いですがこいつらは昆虫食の中でも高級食材ですよ!

 

難易度MAX?:蜂の子・ミミズなどワーム系

ワーム系の昆虫食

やはり難易度MAXといえばワーム系でしょうか。

いわゆるイモムシのようなやつらですね。
写真を見ても形が残っています。

見た目の難易度MAXですが、生ではなく素揚げ状態なので意外とスナック感覚でいけるかもしれませんよ。

 

色々試すならミックスバグ

ミックスバグの昆虫食

いろんなものを試してみたいならミックスバグが良いでしょう。

みんなで一緒に食べて「こいつうめぇっ!!」と騒げるかもしれませんよ♪

昆虫食の口コミは

Amazonで確認できた口コミを一部ご紹介します。

美味しかったけど、塩が薄い気がしたので足して食べました。
コンソメかけて食ってもうまいと思います👍
見た目:想像より倍のサイズのコオロギがパンパンに入ってるのでインパクトはかなりあります
味:コオロギ自体は味しません。また、塩が入ってるけどコオロギが乾燥してるので付きが悪く塩気もしません
風味:かすかに草原の香りがします。終盤に殻の成分っぽい独特な香りが若干します
食感:食べやすいエビの殻って感じ
想像してましたがまずい

想像はつきましたが評価は真っ二つです。

やはりまだ定着しているレベルではないですからね。
まだネタ的な扱いの方が多いです。

今後一般的になると評価もかわってくるのでしょうか。

どこで買える?通販なら?

Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどでも昆虫食は入手できるようになりました。

地域によっては自動販売機やガチャガチャでの販売もありますね。

いろんな販売形態がありますが、やはり種類が多いのは専門店!

上記にリンクのあるbugoomは特に品ぞろえが豊富。

bugoomでは人気ユーチューバーの「おろちんゆー」さんとのコラボレーション商品なんかも取り扱っています。

気になった方はチェックしてみてください。

種類にびっくりしますし、アレンジレシピもあっておもしろいですよ♪

 

昆虫食の値段は高い?安い?

話題のネタとしてもありがたい昆虫食ですが値段はどうなのでしょうか?

正直なんとも言えないのが実状。
というのもこれまで定着してきているものではないので基準が…

ということでコオロギパウダーが取り入れやすそうなので、その他のパウダー状のものと比較してみましょう。

※比較は100gあたり
コオロギパウダー:約1500円

小麦粉:約25円
魚粉:約300円
プロテイン:約400~500円

クソお高いですね。

このあたりはまだ生産・供給体制がしっかり定着していないことも影響しているかと思います。

この先当たり前のように流通するようになると価格も下がってくるでしょう。

 

おすすめの食べ方

そのままスナック感覚で

ほどよい旨味とサクサク・カリカリ食感が楽しめる昆虫食は、スナック感覚でそのまま食べるのがおすすめです。

見た目はともかくエビやカニ味のスナックと思えば食べやすいですよね。

お酒のおともに

スナック感覚でいけるならお酒のおともにも良し。

紹介した商品は軽く塩が振られていますが、追加でケチャップやマヨネーズ、チョコソースに絡めても美味しいかも。

パウダー状のものを使用して手軽に「出汁割り」なんかも作れますよ。

昆虫食の出汁割りの作り方

プロテインのかわりに

高タンパクで栄養価の高い昆虫パウダーならプロテインの代替もあり。

プロテインを飲んでいる方であれば下にあるようなパウダータイプのもにに置き換えるだけで飲めますよ。

 

罰ゲーム?パーティで盛り上がれ

やっぱり昆虫食となるとまだ“罰ゲーム”のイメージの方が強いですよね。

パーティで用意すると盛り上がること間違いなし!
ドッキリにもつかえそう♪

そういう場だと1袋で複数の昆虫が入ったミックスパックなんかの方が楽しめそうです。

闇鍋パーティなんかにはぴったりじゃないでしょうか?

 

昆虫食の今後

これからは当たり前のように昆虫を食べる時代となることは十分考えられます。食料がなければ食べるしかないですしね。

実際昆虫の養殖に関する投資や取り組み、レストランの展開も拡大していますしね。

昆虫をおかずにごはん…なんて日がくるかも?

近いうちにブームが来るのではないでしょうか?流行が来る前にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は昆虫食についての紹介でした。

環境負荷の小さい食品として世界中で注目を集めている昆虫食。

高タンパクで栄養価に優れる昆虫食はダイエットや美容の味方にもなります。

現在プロテインを飲んでいる!という方でしたらパウダー状のものを置き換えることもできますよね。

見た目と昆虫というイメージからなかなか手を出せないという方も形がわからなければ食べやすいかと思います。

ぜひチャレンジしてみてください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
グルメ・食品
シェアする